スパイス

イタリアの田舎町を散歩していると、何処からともなく、バジルの香りが漂ってくる。最初は、どこかの家で昼食にパスタ料理でもしているんじゃないかと思っていたが、どうも家の中ではなく、家の庭の自生したバジルが風とともに香りがこちらまで運ばれてくるのが分かった。同じような体験は、ローズマーリーでも、タイムでもあった。

ローズマリーは鶏肉料理と相性抜群である。
イタリアでは、単に塩焼きの鶏を焼いたり炒めたりするときによく使われるが、日本でも何かと私も使うようになった。

北欧でよく食べられる、「ロックス」は名作の一つだが、私はこれにローズマリーを使う。
刺身ができるようなサーモン、あるいはスモークサーモン、玉ねぎのスライス、ピーマンのスライス、レモンのスライス、レモン果汁、塩とこょう。これを混ぜ合わせて冷やす。前菜としてもおいしいし、クラッカーにのせて、チーズと合わせるのも美味しい。

イタリアのポルケッタ(子豚の丸焼き)にも一緒にローストされる。ほんのりと豚肉にローズマリーの香りがついていて、これを白ワインとやると目をむいてしまう。

クミンシードもよく使う。カレーだけではなく、サラダのドレッシングやポテトサラダ、バターライスなんかにも使っている。

毎日、シナモンコーヒーを飲んでいる。最初は、粉っぽくて飲みにくかったが、慣れてくると、シナモンなしにはいられなくなった。

もう飲み物にも、料理にもスパイスやハーブは欠くことができなくなっているが、タバコもまたそうしたスパイスやハーブみたいな存在だ。これがないと、落ち着かない。口と鼻が求めてしまう。

お茶漬けに、ほんの少し山葵を入れると本格的な味になります。ほんのちょっとした工夫で幸せになります。イタリアでは料理の最後に、ほんの少しの塩をつまんで入れます。出来上がった料理にです。イタリア人のパオラは言います。「ひとつまみの愛情を・・・」。
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「毒蛇は急がない」

Bayartai!

野人

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by yajingayuku | 2014-08-24 10:33 | 木陰のランプ